駄文集

思ったことをただ書きます

寂しい女

私、寂しくなければそれでいいの。誰かと一緒に居られれば、それでいい。例えそうすることで完全に寂しさが拭いきれなくても、少しでさえ緩和することができるなら。


女の子はよくわからない。確かに話してて楽しいときはたくさんあるけれど、大抵は上っ面のコミュニケーションにしか感じない。そういうとき、ああ私はこの話に適当に共感さえしていればいいんだ、と感じてしまう。そう感じると、もうダメだった。集団の中にいるためにはある程度は女の子たちと話をしておく必要があるけれど、1人でいる方がマシとさえ思う。


私は一緒にいるなら男の子がいい。彼らは女の子よりも度し難いところもけれど、基本的には性欲で動いている――と私は思っている。言い換えれば、本能で私を求めてくれるのだ。多分私はスタイルや容姿が他人よりいい方なので、少し胸や脚を出す服装を着て、甘えた声をかけてやれば彼らは簡単に私になびく、「あなたと話したかったんです」と。こう書くと男は女なら誰でもいいのかもしれないが、性欲を私に向けているときは、私しか見えていないのだ。そこに堪らなく愛おしさを感じる。


キスをしているときは全てを忘れられる。気がする。上目遣いで相手を見つめ、私とは違う、少し筋肉を感じる首すじに手を置く。段々と2人の距離は近くなる。そして柔らかく2つの唇を重ね合わせ、手はお互い腰に回し合い、徐々に力強くなっていく。私は力強く抱かれるのが好きだ。それほど求められてるってことだから。


相手は我慢できなくなったら、舌を入れてくる。私からは絶対に入れない。相手から入れてるその現象にたまらなく陶酔してしまう。


男の子の中でも、付き合うなら年上の人の方がいい。年上の人の方が、同年代の男より年下の女をかわいいと思っている場合が多いし、何より後腐れなく終われることが多いのだ。年下の女に食いつけないプライドか、はたまた年相応の優しさか。今まで色んな人と恋仲になったけど、やはり年上がいい。


私、寂しくなければそれでいいわ。