駄文集

思ったことをただ書きます

君の手

もつれて向きがなく果てしない無限の車輪に刻まれた確実にぼんやりとした僕の昨日までを存在させる何かをゆっくりと消す決して絡まっていないよくしゃべる美しい君の動いている冬の夜明けのような温かくて冷たくて包み込むような他者に優しさを感じさせる帰らない僕を縛る振りほどかれた全てを統べる細くて白い奇跡みたいな残酷な手!